お墓の修理代が高い えー 格安ですよ平成29年12月25日更新

 

平成23年5月20日アップした過去ログの再アップです。

この過去ログも閲覧数がけっこうあります。

石屋さんに迷惑がかかるので削除しようかなとも思ったんですが、全面的に書き直して再アップすることにしました。

 

未だにボッタくりの石屋は全国にたくさんあります。

たいていは宣伝をバンバン打っている有名な石屋か、地元に密着した石屋です。

 

原因ははっきりしています。

共通の要因として、生涯にお墓を建てる機会は多くて1回です。

お墓って家以上の耐久性があるので、一度建立すると2世代くらいは、普通は使えるんです。

適正価格が全く分からないからです。

ボッタくられているのに全く気がつきません。

 

住職、普通はってどういうこと?

はい、お墓ってたいてい10年保証が付きます。

ということは最低10年は大丈夫なはずですが???

数ヶ月で壊れるお墓もあるんです。

その実例です。

建てた瞬間から修理の必要なお墓の例 普通は欠陥工事と言うんですが平成28年12月22日

 

こちらは「地元に密着した石屋」の例です。

富山の宮崎さんが「郡部の石材店」といって厳しく批評している石屋です。

 

「宣伝をバンバン打っている有名な石屋」についても、同じく宮崎さんのこのブログです。

東京及び近郊の民営墓地で石材店との意思の疎通が取れない件について。2017-11-26

 

本当はこちらのブログの方が良いんです。

私が石材店、墓石営業マンをボロクソに言うのはかつての自分を振り返っての事です。2017-12-10

大手有名石材店の内情をものの見事に暴露しています。

 

住職見られないよ!

( ̄∇ ̄;)宮崎さんに申請をして下さい。

上記のブログの内容は、絶対に同業者や関係者には見せられないでしょうからなあρ(´-_-`●)

 

それでは元のブログから現在でも使用できる部分を再掲し、ポイントを解説します。

 

このブログ東日本大震災(平成23年3月11日)の直後にアップしたんです。

加筆が上記の日です。

 

今あなたがお墓の修理を依頼すると、現場への往復の経費(人件費です)がかかります。

つまり30分で済む修理でも半日当です。

 

事前に現場の下見が必要な場合は、2日間拘束される場合もあります。

日本人は目に見えない労働コストを低く評価する傾向が強すぎます。

事前準備や事後の後片付けの人件費も考えなければ商売は成立しません。

 

ここでご紹介している価格は、一度に大量修理したときの費用です。

いま修理を依頼した場合は、2倍以上(場合によっては数倍)が相場だということを含んでお読みください。

 

以下オリジナルなブログです。

 

高庵寺のように、棹石や、スリンが剥離したのを修復する施工は、材料費は、ほぼ無視できます。
ほとんど、人件費となります。

つまり、1基の墓の修理に、延べ人数で何時間かかったかで決まります。

この墓石は、棹石とスリン、スリンと上台の2ヶ所とも剥離しておりました。
上の部分は、棹石を吊らなくても補修できます。


ただし、石用のボンドで接着、コーキングするのは、一人では無理です。


この石屋さんは一人で修理しました。
したがって、モルタルによる接着です。
一人ですから、下の部分は修理できません。
一見、何ともないようですが、剥離したままです。

少し説明させていただきます。
モルタルは分かりますね。
セメントと砂と水を混ぜたものです。


吸水しますので、黒くなったり、ひびが入ったりします。
長い間には、剥離します。


固いけれど、柔軟性は無いので、振動には弱いのです。
10年くらい前までは、墓石の接着は全てモルタルでした。

結果として、高庵寺にある墓地のほぼ全てが、モルタル施工の墓石は、見かけ上は何ともなくとも、実際には剥離しております。
動いていれば、誰でも分かりますが、動いてないと、普通は分かりません。
良く見れば、細かいスリックが入っています。(上の写真を良く見てください)
完全にアウトです。

高庵寺でも、住職がなるべく檀家様に、ご自身の墓地で、実際に動くのをお見せしました。
けっこう重労働です。(還暦近い身にはこたえます)
見て、びっくり、「何ともないと思っていたのに」、がっかりする方が大半です。

石用のボンドで、(下記の製品は一例です)施工した墓地は、ほとんど無傷です。
剥離したのは、周囲だけコーキングした手抜き工事の墓地だけです。(○
○○○と△△△△石材の2社施工の2基だけです。)
特に○
○○○、補修でもふざけた工事をしたな。次は実社名を公開するぞ。

どちらを使っても、材料費は100円玉数個レベルです。(チャリン、チャリンです)

後は、これをどう考えるかです。
必要最小限と捉えるか、不十分と捉えるかです。


はっきりしていることは、モルタルの修理では、3月11日程度の地震があれば、また動いてしまうということです。
下の部分は、剥離したままです。
次回は倒壊するかもしれません。

人件費で計算すれば、0・5時間です。
修理費用1万円で、十分儲かります。

一方、こちらも前回の例ですが、

棹石とスリン、スリンと上台、上台と中台の3カ所を、石用のボンドで完全に接着しています。
完璧な施工です。

これは、重機で吊って、1つずつ接着します。
2人で、2時間はかかります。
つまり、延べ4時間です。
修理費用1万円では、完全に赤字です。(当然もっと高いです)

クレームの修理です。
修理費用は1万3千円でした。

棹石とスリン、スリンと上台の2ヶ所、石用ボンドによる完璧な施工です。
コーキング部分の表面も実にきれいです。
丁寧な仕事です。(石屋さんによっては、プロレベルに達しない施工もありました)

住職の見方は、「これじゃあ、いくらも儲かんないよなあ。安すぎるよ。」です。
でも、素人さんには分かりにくいかも知れません。
剥がれた墓石を接着するだけです。


「高くて、1万円くらいだと思ってました。」

実際に、ご自身でコーキングだけして、修理された方も何人もいらっしゃいます。
でも、その修理は水が浸み込まないように、表面だけですよ。
きちんと接着されてませんよ。

まあ、あんな大きな地震はめったに来ないでしょうから、それでも十分なんですが。
後は、施工主の考え方次第です。


本来ならば、こう直せばいくら、こうだといくらと、口頭で良いから、見積もりをお話すべきだったんでしょう。
でも、昔気質の石屋さんなんです。
口下手なんですよ。
営業は、あまり上手じゃないんですよ。
腕は最高レベルなんですけどね。

まあ、今回は住職も反省する所があります。
今回、住職の実際に見聞きした範囲で最も良心的な石屋さんを紹介したんですが、
とにかく、お安く直したいというニーズに合わなかったようです。

一番最初の例のような施工はして欲しくないんですが、
安ければそれで良いというニーズもあるわけです。
数千円の差ならば、本物の仕事をというのが思い込みだったかも知れません。

ただ、そうやって安さだけを追い求めていくと、
本物の仕事をされる職人が、いなくなってしまうんですけどね。
これも時代の流れで、仕方がないことかもしれません。

本物が残れるような日本であって欲しいのですが、
そのためには、本物が分かる消費者がいなければだめです。

これからも、余計なおせっかいをする覚悟です。
○○さん、必ず本物が分かる人もいます。
めげないでください。
住職は、本物の職人さんを最後まで応援します。

施工には、最低2人必要です。
まず、重機で上から順に墓石を吊ります。
次に吊ったまま、ダメになった接着剤を剥がします。

この石屋さんは3人で施工しているので、吊ったままできますが、
2人の場合ならば、一度下において、それからクリーニングです。

もちろん、吊るたびに、残った石の上面もクリーニングです。

この墓は、外柵も1回ばらして、再接着です。

こちらは、別の墓ですが、全く同じ内容の施工です。
外柵を修理している所です。

もとがモルタル接着でした。
しかも、実は基礎が少し歪んでいます。
本来なら、基礎から修理したいところです。
そこを、腕でカバーです。
寸法をきっちり取らないと直せません。

今回は耐震ボンドで接着です。
もう安心です。

基礎からやり直すのなら、墓石と墓誌だけ再使用して、
基礎と外柵は、新しくした方が、長い目で見るとお得です。


ただ、それだと、工事費が何十万円もかかってしまいます。
石材を奮発すると、100万円を越えてしまいます。
石屋さんに腕がなければ、それでやるしかありません。

ということで、ここの修理は、内容からしたら格安だと思うのですが。
棹石と上台の2ヶ所修理で、1万3千円、高いですか?

 

それでは解説です。

 

「棹石と上台の2ヶ所修理で、1万3千円」、この価格では石屋さんは完全に赤字です。

上記の金額は一度に同じ墓地で大量に修理したときの特別価格でした。

それでも、石屋さんにお聞きしたら「儲けは少なかった」とぼやいていました。

「こんなときにアコギな商売もできないからねえ」ということでした。

 

はっきり書きますが「こんなときにアコギな商売」をして、ぼろ儲けをした石屋もけっこういたんですよ。

 

「棹石と上台の2ヶ所修理で、1万3千円」の適正価格を計算してみます。

 

まず材料費です。

いくらでもないので、無視します。

 

次に機材費です。

燃料代は無視できるレベルですが、機材費は減価償却がかかります。

機材を購入して、その機材を何日使ったかで日割り計算で求めます。

 

最近の葬儀で、足利市の霊柩車の代わりにリムジンを使用して、驚愕の価格に驚いたとのお話をお聞きしました。

足利市の霊柩車の使用料は足利市のHPにでています。

面倒でしょうから引用します。

 

リムジンには喪主と家族代表くらいしか乗れませんから、もう1台バスの手配が必要になります。

合計で軽く10万越えです。

バスの方は稼働日数が多いので機材費はそれほどでもありません。

リムジンは稼働日数が少ないですから当然高くなります。

10万越えは当たり前です。

 

本論に戻ります。

機材費はその石屋さんが施工が多いか少ないかによって全く異なります。

一般的なカニクレーンが新車で6〜7百万円くらいで、運搬するユニックが???

WEBに新車価格は出てませんねえ、ユーザーは限られてますからねえ。

6年落ちの中古車で300万円程度でした。

面倒なんで計算しやすいように1千万円としましょう。

 

年間100日稼働で10年使えば1000日、1日1万円の計算になりますが…

実際にはもっと稼働日数が少ない石屋の方が多いんです。

1日当たり数万円というところです。

 

上記の修理では2人で半日がかりでした。

現場までの往復の時間もかかりますので、2人工が相場でしょう。

石屋さんの人工の計算をこちらの過去ログでしています。

国交省の単価を基にした一番公平な試算です。

2万5千円×2=5万円です。

 

これに間接経費がかかります。

間接経費の詳しい説明はこちらの過去ログをどうぞ。

墓誌の追加字彫いくらですか 高庵寺(こうあんじ)では一番高い石屋さんで3万円でした平成29年11月3日再更新

結論として、「棹石と上台の2ヶ所修理で、1万3千円」は10倍の13万円でも高くないということになります。

 

実際には全国有数の石屋の激戦区の足利では、その半額近くの6〜7万円くらいが相場となります。

これが二人でする仕事ですから、月に20日程度あれば石屋の経営も楽なんですが…

実際は経営に苦しんでいる石屋さんが多いのが実情です。

 

最近、お墓の解体撤去工事で相談を受けました。

見積もりが高いという相談です。

 

普通は2人で1日工事、カニクレーンにユニックに小型ユンボを使用します。

見積もりが25万円でした。

正直、相場だと思ったのですが、地域最安の業者を紹介いたしました。

急ぎの施工ではなかったので、「○○さん、業者さんの都合の良い日で施工という条件で値引きをさせます」で20万円での契約となりました。

 

当然ですが、相場よりも低い金額ですからキックバック(紹介料)はありません。

そもそも絶対にキックバックをもらわないのが高庵寺住職のポリシーなんですが、疑う方もいるんですよねえ。

実際にはお墓を建てるとき、紹介料を取るお寺もあるんです。

地方だと10万円くらいなんですが、都内だと数十万円も普通ですからねえ。

疑われても仕方がないかなあ╮(_)

 

法事のお花の手配も依頼されれば紹介をしています。

本堂用1対と墓参用1対の計4束です。

これはお花の価格を普通知っているので驚かれますね。

足利市内で最安(品質も良です)の花屋さんの紹介です。

金額は税込み5千円です。

実物をご覧になって、「これで本当に5千円ですか? 半額までいかないけど、この花なら普通は7〜8千円です。」(^∀^)

お墓の値段は普通の人は絶対に分かんないですからねえ(◞‸◟)

 

富山の宮崎さんの口癖です。

「普通の人はボッタくられても、絶対に分かんない」・・・( ̄  ̄;)

 


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平成26年3月31日を以て全ての整備工事が竣工いたしました。

今後数十年間に亘り、寄付の要請は一切ありません。

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