お墓の修理代 相場は? ありません 言い値です平成30年4月27日更新

 

東日本大震災当時、高庵寺でも多くのお墓の修理が必要になりました。

高庵寺の被害状況はこちらにまとめてあります。

東日本大震災における 高庵寺の被害状況のまとめ平成23年4月4日最終更新

 

建物の被害もけっこう深刻でした。

庫裏(住職家族の居住する建物)の被害は、屋根が一部壊れただけで済みました。

 

このときは高庵寺は付き合いのある業者さんに頼み込んで、直ぐに応急措置をしてもらいました。

これで終了です。

というのは、既に庫裏の全面改築工事が決まっていて、この年の10月には解体工事がスタートしたからです。

屋根の修理が必要だった方は非常に多く、1年以上も応急措置だけの方も大勢いらっしゃいました。

 

被害の深刻であった東北地方、特に沿岸部では未だにそのままという方も多いので、恵まれた方だと思いますが…

上記の過去ログにありますが、お墓の方が被害が大きかったんです。

上記過去ログから一部画像を再掲します。

 

これはどうしようもありません。

石灯籠ですから、新しいのを建てるか、撤去です。

 

一番多かったのは墓石のズレでした。

こんな風にずれちゃったんです。

これを修理するのいくらかかるかです。

 

素人の方だとちょっと直すだけだから、いくらでもないよね。

1万円くらいかな。

とんでもない!

1万円の修理代では、石屋さんは赤字です。

 

実際の修理の様子を画像でお見せします。(ただし上記画像とは別のお墓です)

 

施工には、最低2人必要です。

まず、重機で上から順に墓石を吊ります。

次に吊ったまま、ダメになった接着剤を剥がします。


この石屋さんは3人で施工しているので、吊ったままできますが、2人の場合ならば、一度下において、それからクリーニングです。

 

もちろん、吊るたびに、残った石の上面もクリーニングです。


この墓は、外柵も1回ばらして、再接着です。

 

こちらは、別の墓ですが、全く同じ内容の施工です。

こちらは二人での施工です。

この工事は一人ではできません。

職人二人の施工が一般的です。

 

外柵を修理している所です。

 

今回は耐震ボンドで接着です。

 

実はこのときは、1日で数基ずつ毎日修理をしていました。(非常時ですから)

棹石と上台の2ヶ所修理で、1万3千円の請求額です。

高いですか?

 

「棹石と上台の2ヶ所修理で、1万3千円」、この価格では石屋さんは完全に赤字です。

上記の金額は一度に同じ墓地で大量に修理したときの特別価格でした。

それでも、石屋さんにお聞きしたら「儲けは少なかった」とぼやいていました。

「こんなときにアコギな商売もできないからねえ」ということでした。

 

はっきり書きますが「こんなときにアコギな商売」をして、ぼろ儲けをした石屋もけっこういたんですよ。

 

「棹石と上台の2ヶ所修理で、1万3千円」の適正価格を計算してみます。

 

まず材料費です。

いくらでもないので、無視します。

 

次に機材費です。

燃料代は無視できるレベルですが、機材費は減価償却がかかります。

機材を購入して、その機材を何日使ったかで日割り計算で求めます。

 

機材費はその石屋さんが施工が多いか少ないかによって全く異なります。

一般的なカニクレーンが新車で6〜7百万円くらいで、運搬するユニックが???

WEBに新車価格は出てませんねえ、ユーザーは限られてますからねえ。

6年落ちの中古車で300万円程度でした。

面倒なんで計算しやすいように1千万円としましょう。

 

年間100日稼働で10年使えば1000日、1日1万円の計算になりますが…

実際にはもっと稼働日数が少ない石屋の方が多いんです。

1日当たり数万円というところです。

 

上記の修理では2人で半日がかりでした。

現場までの往復の時間もかかりますので、2人工が相場でしょう。

石屋さんの人工の計算をこちらの過去ログでしています。

墓誌の追加字彫いくらですか 高庵寺(こうあんじ)では一番高い石屋さんで3万円でした平成29年11月3日再更新

 

国交省の単価を基にした一番公平な試算です。

2万5千円×2=5万円です。

 

これに間接経費がかかります。

 

では試算をします。

人工5万円+機材費3万円+間接経費5万円=13万円

結論として、「棹石と上台の2ヶ所修理で、1万3千円」は10倍の13万円でも高くないということになります。

 

いちおう相場をWEBで調べてみました。

上位はIT屋さんのサイトですなあ( ´△`)

石のズレの修理は?

こういう表現でした。

お墓が少しずれてしまった場合の修理は、8寸角の和型石碑の場合5万円〜となっています。

 

うーん、間違いではありませんが…

困った表現ですなあ(゚ー゚*?)

 

ポイントは「8寸角の和型石碑」です。

詳しい説明は省きますが、上記画像のお墓は「尺角の和形石碑」なんです。

実物を見れば分かりますが、8寸角のお墓は、尺角のお墓の半分以下に見えます。

8寸角の和型石碑」のズレの修理は、一人でできますし、重機も不要なんです。

上記計算式に当てはめると…

人工2万5千円+間接経費2万5千円=5万円

つまり間違いではないんですが・・・( ̄  ̄;)

 

IT屋さんはたいてい都内の状況を書いています。

地方では状況が全く異なるので…

本気で信じると???

 

さて上記の13万円ですが、実際には全国有数の石屋の激戦区の足利では、その半額近くの6〜7万円くらいが相場となります。

これが二人でする仕事ですから、月に20日程度あれば石屋の経営も楽なんですが…

実際は経営に苦しんでいる石屋さんが多いのが実情です。

 

以前、お墓の解体撤去工事で相談を受けました。

見積もりが高いという相談です。

 

普通は2人で1日工事、カニクレーンにユニックに小型ユンボを使用します。

見積もりが25万円でした。

正直、相場だと思ったのですが、地域最安の業者を紹介いたしました。

急ぎの施工ではなかったので、「○○さん、業者さんの都合の良い日で施工という条件で値引きをさせます」で20万円での契約となりました。

 

当然ですが、相場よりも低い金額ですからキックバック(紹介料)はありません。

そもそも絶対にキックバックをもらわないのが高庵寺住職のポリシーなんですが、疑う方もいるんですよねえ。

実際にはお墓を建てるとき、紹介料を取るお寺もあるんです。

地方だと10万円くらいなんですが、都内だと数十万円も普通ですからねえ。

疑われても仕方がないかなあ╮(_)

 

高庵寺では法事のお花の手配も依頼されれば紹介をしています。

本堂用1対と墓参用1対の計4束です。

この花は本堂用の一対です。

これに墓参用の花が1対つきます。

 

これはお花の価格を普通知っているので驚かれますね。

足利市内で最安(品質も良です)の花屋さんの紹介です。

金額は税込み5千円です。

実物をご覧になって、「これで本当に5千円ですか? 半額までいかないけど、この花なら普通は7〜8千円です。」(^∀^)

お墓の値段は普通の人は絶対に分かんないですからねえ(◞‸◟)

 

富山の宮崎さんの口癖です。

「普通の人はボッタくられても、絶対に分かんない」・・・( ̄  ̄;)

 


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平成26年3月31日を以て全ての整備工事が竣工いたしました。

今後数十年間に亘り、寄付の要請は一切ありません。

日本唯一のユニバーサルデザインの寺、安心してお墓をお求めください。

 

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