えっ位牌が届いてない!!平成22年10月9日更新

 

ある日の法要の事です。

しかも49日の法要でした。

この日は49日法要ということで、他に納骨・位牌・墓の開眼もあります。

香炉に火を入れ、お写真も飾り終わって、施主に塗りのお位牌を飾って開眼から始めますと言ったところ、まだ届いてないとの返事です。


どんなに遅くとも法要の前日までには届いているはずです。

どちらにお願いしたのかお聞きしたところ、幸いある葬儀社さんでした。

急いで庫裡に行き、直ぐに電話をしたところ、施主が法要の日を伝えてなかった模様で向こうもびっくりしておりました。

 

幸運なことに店には納品されているということで、直ぐに寺まで届けるということになりました。

 

本堂に戻り、施主に大丈夫ですよとお話をし、参列者も揃っていたので何食わぬ顔で法要を始めました。

初めて直ぐに、位牌が届きましたが、住職はいつ届いたのか分かりませんでした。

業者さんが目立たぬようこっそり身内に渡したようです。

 

住職は49日法要の場合、位牌の開眼を最初にしますが、順序を変更して49日法要から始めました。

家族を除き、参列者で気づいた方はいらっしゃらなかったと思います。

そのまま最後の納骨・墓拝みまで無事に終了しました。

 

住職が業者に電話したのが、法要開始の5分前です。

定刻に法要を始め、無事終了ということです。

 

実は、こういう時に業者さんの力量が分かるのです。

この業者さんは、住職が一番頼りにしている葬祭業者さんで、寺の法要は全てこの業者さんにお願いしております。

在家の方に手落ちがあるのは当たり前です。

一周忌以降ならば十分に準備ができますが、葬儀の時など、何がなんだか分からないうちに終わってしまうのが当たり前です。

49日法要の時でさえ、手落ちがあるのが普通です。

 

経験された方はお分かりかと思いますが、葬儀が終わった後も、色々な手続きや、細々とした用事があり、落ち着いて考える時間はそれほどありません。

在家ならば許されても、寺の場合はそうはいきません。

もっとも、住職も昨年、先住である父を亡くしましたが、正月の行事や、退職の準備(今年の3月末で県立高校の教師を退職いたしました)等、公私ともども忙しく、恥ずかしながら手落ちだらけでしたが。

 

そんなとき、臨機応変に助けていただき、その業者さんには、感謝の念とともに、全幅の信頼を寄せております。

 

業者の選択には、色々な要素が絡んできます。

通常ならば、一番の要素は価格です。

なるべく安く上げたい、当然のことです。

 

でも、それ以外の要素があるのも確かです。

義理が絡むこともあります。

「本当はあそこは嫌なんだけど、親戚の某さんの関係だからなあ」仕方がありません。

浮世の習いです。

後々の事を考えると、仕方がないこともあります。

 

実は、今高庵寺では大規模な改修を行っております。

詳しくは別に載せてありますが、長年の付けがたまって、その後始末で大忙しです。

正直、50年、いや100年に一度の大改修です。

 

それまで高庵寺では、改修の時(もっとも先住及び先々住の時代ですが)、業者の選択は、檀家の誰それであるとか、ほとんど義理絡みでやっていたようです。

記録からはそうとしか判断できません。

 

もちろん良くできている工事もありますが、改修している業者さんが驚くような酷い工事も多々あります。

 

住職は今回の工事では、義理は一切考慮せずに、技術を最優先に業者の選定を行いました。

もちろん役員会にて、複数の業者の応札のもと、公明正大に選定しておりますが、役員会でもその点だけは強くお願いしてやりました。

 

まだ、これから最大の工事の選定が残っておりますが、住職の方針に一切のぶれはありません。

 

なにかの折に、檀信徒の方へは業者選びのポイントをお伝えしております。

もっとも住職が分かるのは関連業界だけですが、この分野は一般の方は知らないのが当たり前です。

熟知しているのは、ご自身が関係されているか、さもなければ不運にもご不幸が続いたかのどちらかです。

 

毎回お伝えしていることは、なんといっても口コミに勝る情報はありませんということです。

特に、お金のかかる宣伝を派手にやっていれば、その分どこかで取り返しているのは当たり前です。

 

住職の体験からも実感しております。

葬儀のプロですので、経験はたっぷりあります。

 

市内の業者さんの大半とはお仕事をさせていただきました。

多くの檀家様からもお話を聞いております。

 

これまた何回も申し上げておりますが、高庵寺は業者から一切キックバックをいただかない。

この方針を頑なに墨守しております。

その証拠として、指定業者は一切ありません。

 

あそこは使わない方が良いのにと内心思うことはございます。

そのときも、決まった後は一切申し上げません。

ただ事前に相談を受けた時だけ、正直にお話しております。

 

口コミの一つとして、事前に住職に相談するのは良い方法だと自信を持っております。

相談された場合は、よくお話を伺って、その方に最も適した業者を推奨しております。

 

家庭の事情で価格最優先ということも良くあることです。

その場合は、こういう点で少し技量に劣りますが、価格的には一番お得ですとお話しております。

 

ただ、住職の信念として、どんなに価格的に安くとも、

安かろう悪かろうの業者は絶対に推奨いたしません。

あくまでもリーズナブルな業者を推奨しております。

 

世の中には残念ながら、安かろう悪かろうではなく、高かろう悪かろうの業者も結構あります。

一番大切なことは、決定する前に、とにかく誰か他の人に相談することです。

たとえその方が詳しくなくとも、相談することにより、頭を冷やして、もう一度考えるチャンスが生まれます。

 

どうもこの点は、すべてに共通な人生の知恵ではないかと思います。

 

補足:現時点で足利市は葬儀社の過当競争地区になりました、この例の葬儀社よりも安くて高品質な葬儀社がいくらでもあります。現在はこの葬儀社は推奨していません、推薦業者からも指定を外しました。H26.5現在

 

説明: 説明: D:\Documents\ホームページ\new kouanji home\sub11\b_ani010.gif

 

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平成26年3月31日を以て全ての整備工事が竣工いたしました。

今後数十年間に亘り、寄付の要請は一切ありません。

日本唯一のユニバーサルデザインの寺、安心してお墓をお求めください。

 

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