無縁墳墓という言葉をご存知ですか?平成27年4月5日更新

 

まずは過去ログから、面倒でも読んで下さいね。

一部の住職が改葬を希望する人に対し 人質ならぬ骨質を取り 高額な離檀料を請求する事例平成25年6月11日再更新

 

霊園側が怠ったのは「無縁墳墓の認定手続き」です平成26年7月26日更新

 

上記リンクでは墓地、埋葬等に関する法律施行規則(昭和二十三年七月十三日厚生省令第二十四号)のポイントだけ触れてあります。

今回は認定手続きに関する条文を全部引用します。

第三条  死亡者の縁故者がない墳墓又は納骨堂(以下「無縁墳墓等」という。)に埋葬し、又は埋蔵し、若しくは収蔵された死体(妊娠四月以上の死胎を含む。以下同じ。)又は焼骨の改葬の許可に係る前条第一項の申請書には、同条第二項の規定にかかわらず、同項第一号に掲げる書類のほか、次に掲げる書類を添付しなければならない。

一  無縁墳墓等の写真及び位置図

二  死亡者の本籍及び氏名並びに墓地使用者等、死亡者の縁故者及び無縁墳墓等に関する権利を有する者に対し一年以内に申し出るべき旨を、官報に掲載し、かつ、無縁墳墓等の見やすい場所に設置された立札に一年間掲示して、公告し、その期間中にその申出がなかつた旨を記載した書面

三  前号に規定する官報の写し及び立札の写真

四  その他市町村長が特に必要と認める書類

 

何社かの仏具業者が告知板を販売しています。

全てこのタイプです。

一応断り書きが書いてあります。

墓地改葬のため正式な公告等の前段階としての告知はいかがでしょうか。

 

前段階は無用ですよ。

どこのお寺も最低で5年、普通は10年以上無縁状況になった段階で着手します。

墓地管理規則通り手続きを開始する僧侶なんてほとんどいません。(高庵寺住職は例外ですが)

 

高庵寺墓地管理規則の関連部分です。

全文はこちらです。

(違反行為による使用の取り消し)

第8条

2 墓地使用者が次の一に該当すると管理者が判断したときは、管理者は一定の期間内に改善することを命じることができる。墓地使用者が正当な事由がなく命令に従わないときは、管理者は使用許可を取り消すことができる。

@   諸費用の納入を怠ったとき。

A   正当な事由がなく2年以上墓参を行わないとき。

ポイントだけ抜き出してありますが、これが無縁墓地の状態です。

 

高庵寺住職は例外ですから、直ちに正式手続きに入ります。

もちろんその前に連絡先が分かるときは何度も連絡しますし、あらゆる伝手を使って解決を図ります。

市内や隣接市ならばなんとかなるんですが、都内だとお手上げです。

5年も10年も放っておいたら、無縁墓地がものすごく増えてしまいます。

 

割れ窓理論」をご存知ですか?

高庵寺住職のように適切に処理していかないと、あっという間に寺全体が荒れ果てます。

 

上記の告知板は無縁墳墓に関する「埋葬等に関する法律施行規則」のこれに相当します。

死亡者の本籍及び氏名並びに墓地使用者等、死亡者の縁故者及び無縁墳墓等に関する権利を有する者に対し一年以内に申し出るべき旨を、官報に掲載し、かつ、無縁墳墓等の見やすい場所に設置された立札に一年間掲示

 

他の部分も全然ダメなんですが「立札を立てた日」を明記する必要があります。

期間はその日の翌日から1年間です。

民法第140条「起日不算入の原則」から、翌日からでないと無効です。

 

当たり前ですが、立札の内容と官報の内容は1字1句同じでないとダメですよ。

お寺の住職は、代表役員でもあります、経営者でもあるんです。

お寺の住職には聖と俗の2つの顔が必要です平成27年3月26日更新

 

宗教の問題ではなく経営の問題ですから、僧侶の勝手な理屈は絶対に通りません。

葬儀やお墓に関する法律など微々たるもんです。

弁護士になるのなら六法に通じている必要がありますが、住職が関係する部分なぞほんの僅かです。

その部分に限り、弁護士並に詳しくて当たり前だと思うんですが。

 

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