最初から分骨予定のときは火葬場で分骨証明書を発行してもらって下さい平成29年4月11日再更新

 

まず基本となる法令です。

墓地、埋葬等に関する法律(昭和二十三年五月三十一日法律第四十八号)(以下墓埋法と記す)

 

墓地、埋葬等に関する法律施行規則(昭和二十三年七月十三日厚生省令第二十四号)(以下施行規則と記す)

 

WEB上にお墓に関する情報があふれています。

たいていの情報は正しいんですが、間違った情報や、ミスリードの原因となる情報もあります。

必ず元となる法令を見るようにしましょう。

絶対に正しいのは法令だけです。

 

埋葬許可証は土葬のための許可証で、高庵寺では最新のもので60年以上前のものです。

ということで普通は火葬許可証になります。

これには火葬執行済みの証明が必要になります。

これは我が足利市のものですが、火葬許可証を火葬場の窓口に提出すると、終了後これが押されて返却されます。

普通はこれを埋葬許可証と言っています。(法律的には間違いですが)

 

改葬許可証についてはこちらの過去ログをご参照ください。

改葬トラブル 寺墓地だけです平成29年4月5日更新

 

「火葬許可証 埋葬許可証 改葬許可証」については墓埋法に明記してあります。

墓地、埋葬等に関する法律(昭和二十三年五月三十一日法律第四十八号)

第八条  市町村長が、第五条の規定により、埋葬、改葬又は火葬の許可を与えるときは、埋葬許可証、改葬許可証又は火葬許可証を交付しなければならない。

第十四条  墓地の管理者は、第八条の規定による埋葬許可証、改葬許可証又は火葬許可証を受理した後でなければ、埋葬又は焼骨の埋蔵をさせてはならない。

 

「火葬執行済みの証明」は墓埋法のどこに書いてあるの?

書いてありません。

これは施行規則に書いてあります。

墓地、埋葬等に関する法律施行規則(昭和二十三年七月十三日厚生省令第二十四号)

第八条  火葬場の管理者は、火葬を行つたときは、火葬許可証に火葬を行つた日時を記入し、署名し、印を押し、これを火葬を求めた者に返さなければならない。

 

もう一度強調しますが、根拠となる法令を明示することは非常に重要です。

 

住職、タイトルに「火葬許可証 埋葬許可証 改葬許可証 分骨証明書」とあるよね、分骨証明書はどこにでているの?

 

( ̄∇ ̄;)気づかれました。

墓埋法にはでていません。

これまた施行規則に明記されています。

 

墓地、埋葬等に関する法律施行規則(昭和二十三年七月十三日厚生省令第二十四号)

第五条  墓地等の管理者は、他の墓地等に焼骨の分骨を埋蔵し、又はその収蔵を委託しようとする者の請求があつたときは、その焼骨の埋蔵又は収蔵の事実を証する書類を、これに交付しなければならない。

2  焼骨の分骨を埋蔵し、又はその収蔵を委託しようとする者は、墓地等の管理者に、前項に規定する書類を提出しなければならない。

3  前二項の規定は、火葬場の管理者について準用する。この場合において、第一項中「他の墓地等」とあるのは「墓地等」と、「埋蔵又は収蔵」とあるのは「火葬」と読み替えるものとする。

 

ちょっとまったあ!!

それって1回埋蔵(火葬ですから埋葬ではなく埋蔵が正しくなります)した場合の分骨証明書だよねえ。

火葬場での分骨はどこにでているの?

 

火葬場で分骨するときは、火葬証明書または分骨証明書を発行してもらいます。

これって関西では常識なんで説明の必要がないんです。

それ以外の地域の方の参考に書いておきますが、火葬場の職員が、大小の骨壷に分けるよう指示します。

火葬許可証(火葬執行済みの証明のあるもの)と火葬証明書または分骨証明書が発行されます。

 

だから法令のどこに書いてあるの?

まいったねえ<(; ^ ^)

実はどこにも明記されてないんです。

施行規則にこう書いてあります。

3  前二項の規定は、火葬場の管理者について準用する。この場合において、第一項中「他の墓地等」とあるのは「墓地等」と、「埋蔵又は収蔵」とあるのは「火葬」と読み替えるものとする。

 

ここでポイントです。

準用する」、

準用」という法令用語は,ある事項に関する規定を,他の類似の事項について,必要な修正を加えてあてはめるということです。

結論として、以下のように施行規則の第3項を読み替えることが可能になります。

火葬場の管理者は、墓地等に焼骨の分骨を埋蔵しまたはその収蔵を委託しようとする者の請求があったときは、その焼骨の火葬の事実を証する書類をこれに交付しなければならない。

 

これが分骨証明書または火葬証明書と書類になります。

 

火葬証明書の例です。

 

分骨証明書の例です。

もちろん火葬場や火葬場を管理している自治体の担当部署が発行するものです。

 

一度埋葬されたお墓や納骨された納骨堂から発行される分骨証明書もあります。

これは性質上、改葬許可証の一種です。

 

自治体が発行するものではありませんから、書式はバラバラです。

高庵寺住職の発行する分骨証明書(正確には埋蔵又は収蔵の事実を証する書類)です。

これを墓地管理者に提出すれば納骨できます。

 

しつこいんだけど、高庵寺の分骨証明書の書式の法令の根拠は?

はい、施行規則のこちらです。

第二条  法第五条第一項 の規定により、市町村長の改葬の許可を受けようとする者は、次の事項を記載した申請書を、同条第二項 に規定する市町村長に提出しなければならない。

一  死亡者の本籍、住所、氏名及び性別(死産の場合は、父母の本籍、住所及び氏名)

二  死亡年月日(死産の場合は、分べん年月日)

三  埋葬又は火葬の場所

四  埋葬又は火葬の年月日

五  改葬の理由

六  改葬の場所

七  申請者の住所、氏名、死亡者との続柄及び墓地使用者又は焼骨収蔵委託者(以下「墓地使用者等」という。)との関係

 

分骨が明記されているのは第5条ですが、第2条が第5条に優先するために、第2条の事項が必要となります。

 

ということでもう一度復習しておきましょう。

分骨証明書の書式を変更しました平成29年3月26日更新

 

順位1位は憲法

順位2位は法律

順位3位は、微妙なんですが政令等

順位4位が条例

順位5位が規則、要綱、例規等

 

そして意外な盲点がその下の「通達」

WEB上で見かけるいい加減な情報の発信者の方。

WEB上からパクるの良いんですが(本当は問題ですよ)…。

きちんと法令等の絶対的な根拠にあたってますか?

たいした手間じゃないんで、それくらい確かめてから発信してくださいね。

 

説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: D:\Documents\ホームページ\new kouanji home\sub11\b_ani010.gif

 

平成26年3月31日を以て全ての整備工事が竣工いたしました。

今後数十年間に亘り、寄付の要請は一切ありません。

 

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