足利市曹洞宗高庵寺(こうあんじ) ご祈祷もしています平成28年2月5日

 

病気や悩み事、先祖供養の相談がけっこうあります。

私の回答は「なにをされても良いんですよ」です。

 

毎朝仏壇に手を合わせ、ご先祖様に宜しくお願いしますとお願いする。

毎朝読経をする。

写経をする。

全て素晴らしいです。

 

私は曹洞宗の僧侶ですから本当は座禅をお奨めしたいところですが、私自身が座禅をすることはほとんどないですからねえ。

ちなみに私はダメ坊主なんで、必ず座禅をされている立派な僧侶も多いことは書かせていただきます。

 

道元禅師は「只管打坐」を教えて下さいました。

後半で詳しく書きますがご功徳を積むのに「座禅」は最も効果的な方法なんです。

本当に良くできています。

 

毎朝息子と朝課(朝の読経)をしています。

その前に30分でも座禅をすれば良いんですが…。

寺の住職ともなると、細々としたいろんな用事(雑用ではありません)があり、どれも大切な事なんで、なかなかその時間が取れないんです。

 

道元禅師は「只管打坐」とともに「行住坐臥」も説かれました。

リンク先は曹洞宗の公式HPです。

生活すべてが座禅となりえると書いてあります。

確かに僧堂生活では可能かもしれません。

 

細々としたいろんな用事をけっして雑用ではないと書いたのは、その意味です。

雑用と思えば雑用でしかありません。

朝課は早朝にやりますので、そういう用事が入ることはまずありませんが、卒塔婆を書いていたら玄関のベルがなり、直ぐに行けば宅配便の受取、そういう日常の用事は次から次へとあります。

住職という生き方は、市井の中での仏道を求める生き方ですから、俗に言う雑用から逃れることはできません。

ですから道元禅師でさえ、仏道に専念するために、当時の本当に人里離れた永平寺(開山当時は大仏寺)を建立されました。

 

「只管打坐」を求めるためには、世俗から離れるしか方法が無かったんです。

住職がまともにできないことを檀家様にお奨めするのは難しいですからねえ。

 

ご祈祷の話に移ります。

年回忌をされた方には、私と息子が揃ったときにはご祈祷をしています。

一人のときしないのは、祈祷太鼓を打つのでどうしても最低二人必要だからです。

私の寺のご祈祷を受けられた方に、「ご祈祷を受けられてどんな気持ちになりましたか」とお聞きすると、みなさん同じような回答になります。

「凄い迫力ですねえ、体中に元気が満ちてくるような気持ちになります」

当たり前です、そうなるように厳しいトレーニングを、私も息子も積んできました。

 

ご祈祷を受けて、「良い気持ちになる」「元気が出てくる」、これがご功徳です。

その効果は短いものです。

直ぐに効果が無くなる人もいますし、もうちょっと(2〜3日)もつ人もいます。

大切なことは、その日1日、半日でも良いから良い気持ちになることです。

 

高庵寺のご祈祷には「ご利益」はありません。

「ご利益」というのは、ご祈祷を受ければ病気が治るの類です。

もうちょっと分かり易い例えですれば、合格祈願のご祈祷があります。

ご祈祷を受ければ合格する、変ですよね。

そんなことは絶対にありません。

 

高校入試で合格祈願、合格者数は決まってますから、「あなたが合格すれば、誰か他の人が不合格になります」、そんなバカな願いを仏様が聞き届けてくれるはずがありません。

インチキ宗教は必ず「ご利益」をセールスポイントにします。

願いがかなわないのはあなたの信心(ようするにお金です)が足りないからだ。

そうやって金儲けをします。

 

私は必ず同じ話をします。

ご祈祷に、宗教に「ご利益」は絶対にありません、あるのは「ご功徳」だけです。

最初に書いたようになんでもいいんです。

仏壇にお線香をあげて手を合わせる、それだけだって良いんです。

それでほんのちょっとでも良い気持ち、正確には穏やかな気持ちになれればそれで良いんです。

仏教的には「安心(あんじん)」と言います。

 

人はいつか必ず死にます。

これは絶対の真実です。

それがいつかは分かりません。

 

でも10年でも100年でも、1日1日、否1秒1秒の積み重ねです。

きょう1日、安心(あんじん)を得られた、素晴らしい幸福です。

それを積み重ねていけば幸福な人生が得られます。

それはお金持ちになることや、出世することとは別です。

お金持ちだって、偉い人だって不幸な人はたくさんいます。

 

一生を穏やかな気持ちで過ごせれば大安心(だいあんじん)です。

余計なことですが、大安心の大は大小の大ではありません。(これは説明すると最低で本1冊分くらいになるのでカットです)

 

ご希望の方、こちらが空いている時間ならば、いつでもご祈祷を受けられますよ。

ただし、雑用(この言葉は間違っているんですが…)が多いので、事前に予約をお願いします。

本当は座禅が一番良いんですがねえ。

 

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